最新おすすめゲーミングキーボード10選24年3月版解説付き

最近、パソコンを使った仕事やFPSゲームをプレイすることが増えて、以前よりキーボードを頻繁に使用するようになりました。しかし、今使っているキーボードでは安物で以前からタイピングミスも多いため、しっかりとしたキーボードに買い替えようと考えています。仕事での使用が主体ですが、これまで2000円程度で買える一般的なキーボードしか使ったことがないので、この機会にゲーミングキーボードを購入してみたいと思っています。今回調べた内容を同じように新しくキーボードを探している方の参考になるようにおすすめとして残しておこうと思います。

ゲーミングキーボードと普通のキーボードの違い


まず最初にゲーミングキーボードと一般的なキーボードの違いです。そもそもゲーミングキーボードとは何が異なるのでしょうか?その点について調査してみました。

引用元:https://www.razer.com/jp-jp/gaming-keyboards/razer-blackwidow-v4-x

ゲーミングキーボードとは、ゲームをより快適にプレイできるように打鍵感や反応速度などこだわって設計されたキーボードであり、以下の特徴が挙げられます。

①Nキーロールオーバー機能

引用元:https://simpc.jp/tec/item/sc-67/

複数キーの同時押しができるかどうかを表すもので、任意の数のキー同時押しを可能にする技術です。通常のキーボードでは3つ以上のキーを押すと正確に認識できない場合がありますが、ゲーミングキーボードではNキーロールオーバーによって、複数のキーを同時に押しても正確に認識されるため、例えば「走りながらRでリロードし、同時にSpaceでジャンプする」といった3つや4つの同時押しを要する操作がある場合、Nキーロールオーバーを持つゲーミングキーボードであれば、正常にすべての操作が認識されるため、よりスムーズに操作することが出来ます。複数のキー操作が必要になるFPSゲームなどではともて重要な機能になります。

②アンチゴースト機能


同時に複数のキーを押したときにキー信号の認識不良を防ぐ機能です。通常のキーボードでは複数のキーを同時に押すと、一部のキーが正しく認識されない場合があります。これによって別のキーを押したと誤認識されたり、キー入力が正常に反映されないことがあります。なので複数のキーを同時に使用する場合には、アンチゴースト機能が重要となります。

③マクロ機能


特定のコマンドをキー1つに登録できる機能をマクロ機能と呼びます。この機能を使用すると、複数のキーを同時に押す必要があったコマンドを1つのキーに割り当てることができます。例えば、ゲーム内で特定のアクションを行うために複数のキーを同時に押す必要があった場合でも、マクロ機能を使ってそのアクションを1つのキーに設定することができます。これにより操作が簡単になりプレイヤーの快適性が向上します。

ただしゲームによってはマクロ機能が禁止されている場合もあります。またアンチチートツールによってマクロが検出されることがあるため、注意が必要です。正当な目的で使用する場合でも、ゲームのルールや利用規約に違反しないように十分に注意してください

 

軸の違い


キーボードの構造にも種類があり主に「カニカル式」、「メンブレン」、
パンタグラフ」、「静電容量無接点方式」の4種があります。

引用元:https://log.k4a.me/20210226_keyswitch_structure


多くのゲーミングキーボードは、カニカル式構造を採用しています。メカニカル式キーボードは、各キーが独立した構造を持っており、キースイッチを個別に交換できるため、長期間使用することができるメリットがあります。

さらに、キースイッチの「軸」には様々な種類があり、それによって打鍵感が異なります。この軸のバリエーションの多さが、メカニカルキーボードの特徴の一つです。代表的な軸の種類として、「青軸」「赤軸」「茶軸」「銀軸」があり、それぞれ異なる特性を持っています。

青軸






 引用元:https://www.cherrymx.de/en/cherry-mx/mx-original/mx-blue.html

青軸(クリッキータイプ):カチカチした打鍵感
しっかりとした打鍵感がありタイプミスをしにくいというメリットがありますが「カチカチ」とタイプ音が大きいので配信やボイスチャットする際は注意が必要です。

 

赤軸

 





引用元:https://www.cherrymx.de/en/cherry-mx/mx-original/mx-red.html

赤軸(リニアタイプ):軽い力でタッチできる
静音性に優れているのが特徴で配信やボイスチャット向きです。キーを押し込むほど徐々にスイッチが重くなります。

 

茶軸

 

 

 

 

引用元:https://www.cherrymx.de/en/cherry-mx/mx-original/mx-brown.html

 

茶軸(タクタイル):静音でバランスがよい
青軸と赤軸の中間のような打鍵感。赤軸ほどはないものの青軸よりは静音性に優れており、全体的にバランスがよくメカニカル初心者向きになります。

 

銀軸

 
 
 
 
銀軸(リニアタイプ):反応速度が速い
赤軸と同様に静音性が高く、キーを押し込んだときに反応するポインドが浅く素早い入力が可能です。軽く押しただけでも反応するため上級者向きになります。

 
 

各メーカー紹介

 

引用元:https://www.logicool.co.jp/ja-jp/

Logicool(ロジクール)は、スイスに本社(Logitech)を置くコンピュータ周辺機器などを手掛けるメーカー。ゲーミングデバイスに関しては、(Logicool G)というブランドで展開しており、ラインナップも豊富。

 

引用元:https://www.razer.com/jp-jp/wallpapers


Raser(レイザー)は、アメリカに本社を置くゲーミングデバイスメーカー。
ブラック+グリーンがブランドカラーで、各製品も統一感がありマウスやキーボードなどの基本的なデバイスはもちろん、ゲーミングチェア、デスクなども販売している。

 

引用元:https://www.amazon.co.jp/stores/e%E5%85%83%E7%B4%A0/%E4%B8%BB%E9%A1%B5/page/C3945F09-3D23-47BF-8968-41AA3EF02208


e元素(イーヨウソ)は、中国に本社を置くコンピュータ周辺機器を製造する会社。
ELLECOM、BUFFALOなど日本のPC周辺機器メーカーにOEM提供もしている。

 

引用元:https://jp.roccat.com/pages/about-us


ROCCAT(ロキャット)は、ドイツに本社を置くゲーミングデバイスメーカー。
海外ブランドだが、日本語配列のキーボードをラインナップしている。

 

引用元:https://row.hyperx.com/ja


HyperX(ハイパーエックス)は、アメリカに本社を置くKingston Technology社のゲーマー向けメモリシリーズとして登場したもの。近年ではヘッドセットを中心に、キーボードやマウス、マイクといったゲーマー向け周辺機器を幅広く展開するブランドとなっている。

 

引用元:https://www.elecom.co.jp/


エレコムは、日本の企業でコンピュータ周辺機器などを手掛けるメーカー。プレイするゲームに合ったシリーズを用意している。

 

引用元:https://www.realforce.co.jp/


東プレは、日本のメーカーで自動車用プレス部品や空調機器関連、電子機器関連など幅広い製品の開発を行っているメーカー。キースイッチに物理的な接点がない静電容量無接点方式を採用している。ブランド名はREALFORCE(リアルフォース) 。

 

各メーカーキーボード

Logicool G

Logicool G ゲーミングキーボード  G213r

本体サイズ/重さ 21.8 x 45.2 x 3.3 cm 1 kg
キーの数 108キー
キー配列 日本語配列
キーの方式 メンブレン
キーピッチ 19.0mm
キーストローク 4.0mm
アクチュエーションポイント 4.0mm
キーロールオーバー 10キーロールオーバー
接続タイプ 有線USB(着脱不可)

 

Mech-Domeキーと呼ばれる独自のキー構造によりメンブレン方式を採用しながら通常のキーボードの4倍の反応速度。耐水仕様、ゲームモードボタン、ライティングスイッチ、メディアコントロールキー搭載。

 

Logicool G ゲーミングキーボード 有線 G213r パームレスト 日本語配列 メンブレン キーボード 静音 LIGHTSYNC RGB 国内正規品 2年間無償保証

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感想(41件)


Logicool G PRO ゲーミングキーボード テンキーレス 

G-PKB-002LNda

本体サイズ/重さ 15.3 x 36.1 x 3.4 cm 980 g
キーの数 91
キー配列 日本語配列
キーの方式 カニカル:GX クリッキー・ GX リニア
キーピッチ 19.0mm
キーストローク クリッキー3.mm リニア4.0mm
アクチュエーションポイント クリッキー2.0mm リニア1.9mm
キーロールオーバー 26キーロールオーバー
接続タイプ 有線USB(着脱式)

 

PROXとPROの違いはキースイッチ交換が可能か不可かになります。交換不可で大丈夫ならこちらのモデルがコスパ。赤軸モデルか青軸モデルが選べます。文茶軸を搭載しているのはLoLコラボモデルのみになります。ゲームモードボタン、ライティングスイッチ搭載。

 

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感想(24件)

 

RAZER

Razer Ornata V3 Tenkeyless

本体サイズ/重さ 23 x 36.3 x 3.1 cm 814 g
キーの数 88
キー配列 日本語配列
キーの方式 メカ・メンブレンスイッチ
キーピッチ 19.0mm
キーストローク --mm
アクチュエーションポイント 1.9mm
キーロールオーバー 6キーロールオーバー
接続タイプ 有線USB(着脱不可)


低背タイプの独自キースイッチRazer メカ・メンブレンスイッチによりメンブレン式キーボードの柔らかなクッションタッチの使い心地と、メカニカルスイッチのカチッとしたタクタイル感の2つの特徴を持つロープロファイルキーボード。専用メディアキー搭載。マグネット式リストレスト付き。

Razer公式 Razer Ornata V3 Tenkeyless JP 日本語配列 有線 RGBライティング メカ・メンブレン ゲーミングキーボード レーザー (キーボード)

価格:11990円
(2024/3/6 14:11時点)
感想(0件)

 


Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless JP

本体サイズ/重さ 36.3 x 13.9 x 3.9 cm 719.5 g
キーの数 88
キー配列 日本語配列
キーの方式 第2世代 RAZER アナログオプティカルスイッチ
キーピッチ 19.0mm
キーストローク 実測4.5mm
アクチュエーションポイント 0.1mm ~ 4.0mm
キーロールオーバー Nキー
接続タイプ 有線USB(着脱式)


ラピッドトリガー、2段式アクチュエーション搭載。1つのキーにストロークの深さに応じて2つの機能を持たせる事ができる。マルチファンクションダイアルと2個の専用ボタン搭載。マグネット式リストレスト付き

Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless JP 日本語配列 有線 アナログオプティカルスイッチ搭載 ゲーミングキーボード # RZ03-04981300-R3J1 レーザー (キーボード)

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感想(3件)

 

e元素

e元素 ゲージングキーボード Z88

本体サイズ/重さ 31 x 12.3 x 3.7 cm 750 g
キーの数 81
キー配列 英語配列
キーの方式 カニカル:赤軸 青軸 茶軸
キーピッチ 19.0mm
キーストローク 4.0mm
アクチュエーションポイント 青:2.2±0.6 茶:2.0±0.6 赤:2.0±0.6
キーロールオーバー Nキー
接続タイプ 有線USB(着脱式)


低価格ながらキースイッチのホットスワップに対応しているので軸の交換が可能です。
ただしCherryMX互換のOutemu社製のメカニカルスイッチを搭載しているが、他社製の互換スイッチに比べ端子が細いので他社製のスイッチへ交換するのは不可、もしくはキースイッチの端子を細くする加工が必要なので要注意。

e元素 ゲージングキーボード Z88 メカニカルキーボード 81キー アンチゴーストキー RGB発光LEDバックライト付き アマゾン人気 USB有線高速反応 防水 勤務/作家用/ゲーム用パソコンキーボード

価格:5688円
(2024/3/6 14:20時点)
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ROCCAT

ROCCAT  Vulcan TKL 


本体サイズ/重さ 36 x 13.33 x 3.4 cm 660 g
キーの数 88
キー配列 日本語配列
キーの方式 Titan スピード(リニア)
キーピッチ 19.0mm
キーストローク 3.6mm
アクチュエーションポイント 1.4mm
キーロールオーバー Nキー
接続タイプ 有線USB(着脱式)


TKLが機械式スイッチでTKL Proは光学式スイッチを搭載している。ボリュームダイヤルとミュートボタン搭載。Fn+PGdownを押すとゲームモードの切り替えが可能。

10%OFF! 3/11まで! ROCCAT ロキャット Vulcan TKL JP コンパクトメカニカル RGB ゲーミングキーボード

価格:16180円
(2024/3/6 14:21時点)
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HyperX

HyperX Alloy Origins Core PBT

カニカルゲーミング キーボード

本体サイズ/重さ 35.9 x 13 x 3.5 cm 1.17 kg
キーの数 91
キー配列 日本語配列
キーの方式 レッド(リニア)アクア(タクタイル)
キーピッチ 19.0mm
キーストローク 3.8mm
アクチュエーションポイント 1.8mm
キーロールオーバー Nキー
接続タイプ 有線USB(着脱式)


HyperX独自のメカニカルスイッチを採用。フレームは航空機グレードのアルミニウム製。キーキャップが別売りで販売されているので特定のキーの色を変更してカスタマイズ可能です。

[メーカー公式店]HyperX Alloy Origins Core PBT メカニカルゲーミング キーボード 日本語配列 HyperXスッチ(Red/Aqua) テンキーレス 639N7AA#ABJ (Red) / 639N9AA#ABJ (Aqua) ハイパーエックス リニア タクタイル フルアルミボディー PS5 PS4 PC テレワーク

価格:14980円
(2024/3/6 14:23時点)
感想(1件)

 

エレコム

エレコム ゲーミングキーボード V-custom VK310T

本体サイズ/重さ 14.26 x 36.61 x 3.73 cm 1.25 kg
キーの数 90
キー配列 日本語配列
キーの方式 カニカル:茶軸 青軸 銀軸
キーピッチ 19.0mm
キーストローク 茶軸 青軸4.0mm 銀軸3.5mm
アクチュエーションポイント 茶軸 青軸1.9mm 銀軸1.4mm
キーロールオーバー Nキー
接続タイプ 有線USB(着脱式)


VK310の後に軸の種類の頭文字が付く。茶軸(T:タクタイル)、青軸(C:クリッキー)、
銀軸(S:スピードリニア)になります。ゲーミングモードキー搭載で専用のソフトウェアから無効にできるキーを選択できる。グリップシート付属。

エレコム Vcustom ゲーミングキーボード VK310T ゲーミング キーボード V custom Vカスタムブイカスタム 有線 着脱式 メカニカル ネオクラッチキーキャップ テンキーレス タクタイル(茶軸) RGB ブラック TK-VK310TBK

価格:13980円
(2024/3/6 14:25時点)
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エレコム ラピッドトリガー ゲーミングキーボード

V-custom VK600A

本体サイズ/重さ 40 x 22.7 x 5.2 cm 1.42 kg
キーの数 71
キー配列 日本語配列
キーの方式 磁気式アナログ検出スイッチ
キーピッチ 19.0mm
キーストローク 4.0mm
アクチュエーションポイント 0.1~3.8mm
キーロールオーバー Nキー
接続タイプ 有線USB(着脱式)


ラピッドトリガー、2ndアクション機能搭載。1つのキーにストロークの深さに応じて2つの機能を持たせる事ができる。

エレコム V custom ゲーミングキーボード VK600A ラピッドトリガー アクチュエーションポイント 可変可能 有線 着脱式 磁気式アナログ検知スイッチ搭載 テンキーレス 65%サイズ ブラック TK-VK600ABK

価格:22980円
(2024/3/6 14:26時点)
感想(2件)

 

東プレ

東プレ REALFORCE GX1 

本体サイズ/重さ 36.5 x 14.31 x 3.82 cm 1.81 kg
キーの数 91/87
キー配列 日本語配列/英語配列
キーの方式 静電容量無接点方式
キーピッチ 19.0mm
キーストローク 4.0mm
アクチュエーションポイント 0.1mm~3.0mm
キーロールオーバー Nキー
接続タイプ 有線USB(着脱不可)

ラピッドトリガー搭載。打鍵音は非常に静か。キーとキーボード本体の間に敷く厚さ3mmと2mmのキースペーサーが別売りで用意さているのでキーストロークの変更が可能です。神奈川県ふるさと納税の返礼品に選ばれるほどの一品です。

 

まとめ

 
今回は24年3月時点の各メーカー売れ筋のものをピックアップしてみました。メーカによってはまだまだ他にも機種があったり、ゲーミング向けでも接続方法がワイヤレス式のキーボードもありますので今度はそちらも調べてまとめてみたいと思います。
 
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